車のガラスコーティングを長持ちさせる方法とメンテナンス
車のガラスコーティングを長持ちさせるためには、こまめなメンテナンスは欠かせません。
技術者がいるカー用品店やコーティング専門店に依頼すればスタッフが最適なメンテナンス方法をとってくれますが、1回につき数万円の出費となるため、お金に余裕がある人以外は業者に依頼しにくいです。
もし、技術者に依頼しない場合は、当然自分で考えてメンテナンスをしなければなりませんが、適切な方法をとらないと膜にキズがついたり、剥がれおちてしまう可能性があります。
ガラスコーティングが施されたクルマのメンテナンスをしたいときは、専用シャンプー洗車がおすすめです。
カー用品店などからガラスコーティング車用のシャンプーとクロスファイバータオル、
そしてムートンか柔らかいスポンジのどちらか一方を購入し、
水1リットルに対して一定の割合でシャンプー液を入れてよく泡立てましょう。
準備ができたら、ボディに水をかけはじめる前にタイヤとホイールの汚れを先に落としてしまいます。
これは、先に水をかけてしまうと、タイヤやホイールを綺麗にしているうちにボディ部分が乾いてきてしまい、染みや垢となって残ってしまうおそれがあるためです。
ボディを洗う場合は、水圧で表面に付着しているホコリや泥などを除去してから、
シャンプーを染み込ませたムートンかスポンジで油分や酸性汚れなどを取り除き、
水で洗い流したらクロスファイバータオルで水分を拭き取ります。
このとき、シャンプー洗車は水分などが取れないように、5~10分程度の時間で済ませるのがポイントです。時間との勝負になるので、作業は手際よく行いましょう。
なお、最初にホコリと泥を洗い流すのは、その後ボディを拭く時に傷がつかないようにするのが目的です。
このとき高圧洗浄機があれば効率よく付着物を除去できますが、
あまりにも水圧が強すぎるとコーティングや塗装が剥がれるおそれがあるので、
地面を用いて十分に水圧を調節してからボディに噴射するようにしましょう。